Instituto Cervantes Tokio

都内の既存のビルを複合文化施設へと全面改修した。「ドン・キホーテ」の作者、セルバンテスにちなんで施設名がつけられている、スペイン国営の文化センターである。
既存のオフィスビルの空間を、オーディトリアム、ギャラリー、教室群、オフィス、図書館、カフェというプログラムへとコンバージョンした。各階で異なるプログラムに対して、施設全体としてのアイデンティティをつくるため、仕上げや家具、サインにいたるまで色使いにルールを与えて統一感を出した。モノトーンな中に随所に使われた赤や黄が視線やアクティビティを引きつけ、空間に動きを与える。

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